現状
・市の認可外保育所の中で一番数が多い東京都認証保育所であり、現状は保育の受け皿となっている。
・認可保育所では保育費用の9割近くが税金でカバーしているのに対して、認証保育所では6割しかカバーされていない。
(認可保育所保育料が中程度の所得区分の場合月3万円前後、第2子で5割、第3子無料と減額されるのに対し、
認証保育所は3歳未満の場合およそ月6万円と保護者助成金9千円を差し引いても月5万円の負担、多子減額は無し)
・認証保育所は時間制で延長分追加費用がかかり、フルタイムにして増えた収入がほとんど残らない状況になっている。
市の対応
・市として保育の受け皿として認証を必要とし、格差是正も必要と認めながら、認可保育園の利用料見直しとセットでの対応が必要と堅持し、格差是正を放置。
・2015年3月に市議会で格差是正陳情を全会一致で採択するも、一部議員が掲げた条例は11月に否決に終わった。
立候補者
施策 |
五十嵐京子さん
(不在) |
岩渕美智子さん (途中参加:テーマ時不在) |
白井とおるさん (参加) |
西岡真一郎さん (参加) |
・格差是正の必要がある
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・保育料の格差はあっては ならない ・認証保育所への助成が必要であり、保育料の負担は所得に応じて徴収
・現在の入所基準や所得階層を見直すことも必要
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・待機児童が増え保育所を選ぶことができない中、格差解消は早急に取り組むべき課題 ・条例にこだわらず要綱ですぐに対応 ・認可保育料が国基準に対して多摩地域で最も安い状況も含め格差解消を考えていく
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・同じ様に働き納税している中で格差があるのは解消
・財政再建によって生み出した財源で手を差し伸べる ・補助額については段階的に見直し ・認可保育園の利用料金見直しに着手し格差是正 ・東京都に対して自治体の状況に合わせた認証への補助制度の充実
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【会場での質問】
○所得階層に応じた補助額の設定の必要性はどうお考えですか?
→白井さん、西岡さん:所得階層に応じた制度が必要と考えています。
○認可外保育所において4歳以上保護者助成金が終了となる事についてどうお考えですか?
→白井さん、西岡さん:補助が必要と考えています。
※他自治体情報(参考)
東京23区や武蔵野市等 : 施設に関わらずほぼ同じ負担で利用できる制度